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【AI教育基礎研修】阪南大学高等学校様 導入事例
「生成AI活用、何からしたらいいの?」という迷いから始まった。
阪南大学高等学校が90分の研修で見つけた、最初の一歩と確かな手応え

AI教育基礎研修

「GIGAスクール構想やDXハイスクール、特に生成AIは今の授業や校務の中で具体的に何から手をつけたらいいのだろう?」

2025年12月2日(火)、大阪府の阪南大学高等学校様で開催した「AI教育基礎研修」は、そんな現場の先生方の等身大の「迷い」からスタートしました。

 

生徒一人ひとりの学力差の拡大や、評価方法の変更に伴う膨大な「課題添削」業務。「働き方改革」は急務でしたが、そこに現れた新しい波に対し、当初は戸惑いの声も少なくありませんでした。しかし、この日行われた90分間の研修は、先生方のそんな不安を確かな「手応え」へと変える時間となりました。

 

今回は、阪南大学高等学校の松吉教頭先生のお話を交えながら、学校組織が踏み出した「最初の一歩」の物語をお届けします。

「先生が楽になれば、生徒も救われる」導入の背景

 

阪南大学高等学校様が抱えていたのは、「生徒一人ひとりに向き合いたいけれど、時間が足りない」というジレンマでした。

「教職員の働き方改革と業務効率化に寄与すると感じ、研修をお願いしました。当初は事務作業や添削作業の効率化、そして生成AIを活用した授業改善に期待を寄せていました」と松吉教頭先生は振り返ります。

先生の時間を作ることは、決して手抜きではありません。それが巡り巡って、生徒の学びの質を高めることにつながる。そんな願いを込めて、エデュテクノロジーの講師・小林勇輔による「AI教育基礎研修」がワークショップ中心に始まりました。

また今回は先生方だけでなく、事務職員の皆様も含め約70名の皆様にご参加いただきました。

 

90分で変わった「目の色」

 

研修は、単なる機能説明ではなく、「明日からどう使うか」に主眼を置いた実践的な内容で進められました。

まずは、「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」への注意や個人情報の保護など、学校現場で守るべき「2つのルール」を共有。その上で、校務の効率化や探究学習での支援など、文部科学省のガイドラインに即した具体的な活用シーンを紹介しました。

そして、研修の空気が一変したのは、実際に生成AIを使ってみる体験ワークショップでした。 Googleの「Gemini」を使って一瞬でゲームのプログラムコードを生成したり、「NotebookLM」に資料を読み込ませてテスト問題を自動作成したり。

「えっ、こんなに簡単にできるの?」

「これ、あの業務に使えるんじゃない?」

画面を見つめる先生方の表情が、好奇心へと変わっていきました。それは、生成AIという未知のツールが、自分たちの新たなツールの一つとして、認識された瞬間でした。

 

 
 

            

 阪南大学高等学校での研修風景   

 
【数字で見る成果】満足度92%!「楽しかった」の声が続出

 

研修後のアンケート結果からも、その「意識の変化」は明確です。

参加された先生方の約92%が「満足(評価4以上)」と回答。さらに、7割以上の先生方が「明日から学んだことを使ってみたい」と意欲を示しました。

「難しそう」というイメージが強かった生成AIですが、実際に触れてみることで、「自分にもできる」「使ってみたい」というポジティブな感情(ワクワク)に変わったことが数字からも見て取れます。

▼ 参加された先生方の声(アンケートより抜粋)

  • 「アイディア次第で、さまざまな面で業務に役立てることができると分かりました。」

  • 「AIを使ったら業務を効率化できるとはよく聞いていたけれど、具体的に何ができるのかが分かりませんでした。今回の研修で効率化できそうな領域をイメージすることができました。」

  • 「今まで生成AIを使うことに、少し抵抗があったのですが、今日初めて使用して感動しました。希望の内容に合わせたスライド作成や、動画の内容解説xなど、今後使えそうなことがたくさんありました。」

 

職員室に広がった「ポジティブな会話」

 

研修終了後、阪南大高の職員室には、ある温かい変化が起きています。それは、先生同士の前向きな会話が増えたことです。

「修学旅行先の情報をまとめたりストックに使えるんじゃない?」

「実際に使ってみたらこうだったよ」

「英語の問題作成のバリエーションが増えそう!」

 

そんな活発な意見交換が、自然と行われるようになりました。

「特に、部活動の練習内容を動画化して共有するなど、学習面だけでなく活動全般に幅広く活用できる点が高く評価されています。現場の先生方の関心も非常に高いですね」(松吉教頭先生)

学力差のあるクラスでの個別フォローや、探究活動での資料作成支援など、先生方はそれぞれの現場で「自分らしいAIの使い道」を見つけ始めています。

未来へのエール

 

最後に、松吉教頭先生から、同じ悩みを持つ全国の学校へメッセージをいただきました。

「今回の研修は、教職員の働き方の改善にとどまらず、生徒にとっての学びの質の向上にも大きく寄与する内容でした。教員の負担軽減と生徒の学びの質向上を同時に実現したい学校には、非常に有益であると感じています」

「生成AI活用、何からしたらいいの?」という問いから始まった阪南大学高等学校様の挑戦。

それは今、先生と生徒が共に未来へ進むための、大きな原動力となっています。

 

エデュテクノロジーはこれからも、先生方が本来の「子どもと向き合う時間」を最大化できるよう、学校現場に寄り添った支援を続けてまいります。

 

研修概要
  • 開催日:2025年12月2日(火)

  • 対象:阪南大学高等学校 教職員の皆様

  • 講師:株式会社エデュテクノロジー 小林 勇輔

  • テーマ:生成AIの理解と体験ワークショップ

今後の展望

エデュテクノロジーは、阪南大学高等学校様の事例のように、学校全体のICT基盤を整え、先生方が本来の「生徒と向き合う時間」を最大化できるよう、今後も伴走支援を続けてまいります。

​阪南大学高等学校について

                                                                       

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                        阪南大学高等学校は「学びの友よ 才能は神よりの業

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                        そして、「知力」「気力」「実践力」「コミュニケーシ

                        ョン力」の四つの力をバランスよく身につけ、社会に貢

                        献できる人材の育成を目指しています。

 

 
 
 
 
 
 

 

講師の紹介​​

 

 

 

                  小林勇輔(こばやしゆうすけ)

 

 

神奈川県の私立中高にて理科・情報科教員として勤務し、在職中より ICT 活用やデジタルものづくりを取り入れた学習環境づくりに取り組んできた。2019 年に Google for Education 認定イノベーター(JPN19)として採択され、以降は教員研修の設計、探究学習のデザイン、ICT 導入支援など、学校現場の教育改善に幅広く携わっている。

2021 年に学びのコミュニティスペース「はじまる学び場。」を起点として教育プロジェクト「どこがく」を立ち上げ、翌年に株式会社どこがく代表取締役に就任。教育研修の企画、教材開発、ICT 活用支援など、学校外の学びを支える取り組みも展開している。

 

現在は新設高専にてクラスマネジメント業務と授業を担当し、新しい学校づくりに日々奮闘している。

研修お申し込みについて

​生成AIを基礎から学ぶ「AI教育基礎研修」のお申し込みはこちらからお気軽にお問い合わせください。

 

 

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