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【AI教育共創チャレンジ奮闘レポート vol.1】
「愛媛イチの新しい風が流れる組織へ」済美平成中等教育学校

〜AIをパートナーにした働き方改革と、次世代リーダー育成による組織改革〜

AI教育共創チャレンジ2026 愛媛県 済美平成

皆さん、こんにちは!株式会社エデュテクノロジーの羽生です。

 

新年度がスタートし、先生方も多忙な日々を過ごされていることと思います。

 

さて、愛媛県松山市にある済美平成中等教育学校様(以下、済美平成様)との「AI教育共創チャレンジ2026」。 3月にプレスリリースも配信され大きな反響をいただきましたが、そのプロジェクトの結果や美しいストーリーだけではなく、先生方の葛藤や苦労などの「裏側」を、定期的に皆様に公開していきたいと思っています。

 

そうです。実はこのプロジェクト、リリースを出すまでに、そして今現在も、何度も何度も、現場の先生とたくさんの対話を重ねて進めているんです。

今回は、教務部の向山明佳先生、英語科の松原優莉先生のお話と、参加された先生方のリアルな声をもとに、本質的な教育DXに挑む学校の姿をお届けします。

「AIというツールを入れるだけ」では、現場は絶対に変わらない

今年3月、私たちは松山空港からすぐの済美平成様を訪問し、森校長先生、中矢教頭先生、そして現場でこのプロジェクトを力強く牽引してくださる濱田先生とお話ししました。

 

そこで校長先生がおっしゃったのが、「才能の差で夢を諦める時代はおわりつつあるのではないか。。足りない知識はAIが補ってくれる。だからこそ、問われるのは生徒たちの『パッション(情熱)』だ」という言葉。 そして、そのパッションを引き出すために、先生方が知識を教える「ティーチャー」から、学びに伴走する「ファシリテーター」へと進化していく。そのための“創造的な余白”を、AIを活用して生み出したいという強い想いでした。

 

素晴らしいビジョンに、私たちも胸が熱くなりました。 この先生方と一緒に私たちエデュテクノロジーも、教育と生成AIの可能性としっかり向き合い、本当の意味での活用を見出したい!

 

……しかし、現実はそう簡単ではありません。

 

現場の先生方は今、日々の授業準備や部活動、そして膨大な校務に追われ、多忙の極みにあります。 そんな中で、突然「AIを使いましょう」「新しい評価方法(ルーブリック)を取り入れましょう」と言われたらどう感じるでしょうか?

 

「また新しい業務が増えるのか……」

「今の仕事だけでも手一杯なのに、これ以上負担をかけないでほしい」

 

これが、教育現場のリアルな感情ではないでしょうか。

 

この「先生方の新しいことへの抵抗感」をいかに乗り越えるかが、スタートとしてとても大事だと考えました。

 

私たちエデュテクノロジーは、システムをポンと渡して「さあ、使ってください」というツールベンダーではありません。

 

どうすれば現場の先生方に「AIって自分たちの味方なんだ」「業務が楽になって、生徒と向き合える時間が増えた!」と実感していただけるのか。

 

ここから、エデュテクノロジーと、担当の濱田先生との、終わりのない作戦会議が始まりました。

今回は、名張青峰高校が目指す教育を創る中で、重要視していた「学習評価」を切り口にしながら、生成AIのよりよい活用を教員同士で考えることができる研修を実施することになりました。

何度も何度も話し合い、軌道修正していく日々

 

3月から4月にかけて、私たちは何度もミーティングを重ねました。

 

「AIの研修をやるにしても、どう案内すれば『仕事を削られる』という抵抗感を持たれないか?」

「特定の教科で小さく成功事例を作って広げるべきか?」

「いや、一部の教科よりも、済美平成の宝である『論文活動』全体にAIを組み込んだ方が、学校全体の底上げになるはずだ!」

「じゃあ、弊社の高木の『評価理論研修』はどのタイミングで、どの先生を対象に行うのが一番効果的なのか?」

 

一つひとつの施策について、現場の空気感を誰よりも知る濱田先生と膝を突き合わせて検討を重ね、先生方のスケジュールや心理的ハードルを考慮しながら、施策を何度も作り直しました。

 

特に時間をかけて議論したのが、「教員の疲労・ストレスの可視化」についてです。

 

「AIを使って業務が効率化されれば、ストレスも減るはず」と考えがちですが、濱田先生との対話の中で「単純に労働時間が短くなることと、教員のストレス軽減が直結するとは限らない」という深いテーマに行き着きました。 

 

先生方に「管理されるためではなく、より働きやすい環境を作るためのデータなんだ」とどう納得していただくか。 現場が一番安心できる最適な実施方法を一緒に模索し続けています。

私たちは「変革の伴走者」でありたい

 

ミーティングを重ねるたびに感じるのは、濱田先生をはじめとする済美平成の先生方の、「生徒一人ひとりのためにより良い教育を届けたい」という凄まじいまでの情熱です。

 

だからこそ、私たちエデュテクノロジーも、ただのコンサルタントで終わるわけにはいきません。私たちエデュテクノロジーのミッションは「Story Your Learning」、済美平成様との「AI教育共創チャレンジ2026」は、まさにその体現です。

「愛媛イチの新しい風が流れる組織へ」
〜AIをパートナーにした働き方改革と、次世代リーダー育成による組織改革〜

 

スタートから対話を重ねまくっている本プロジェクトですが、目指すことは今回のチャレンジを通じて「新しいことに前向きに挑戦する組織」への変革です。

 

生成AIというツールをきっかけに、

「いつも新しくてワクワクする物事が済美平成中等にある。そんな、地域にとって誇れる、魅力的な学校にしよう」

と、合意しました!

 

今後の取り組みの様子も、この奮闘レポートでリアルにお届けしていきますので、ぜひ応援よろしくお願いします!

AI教育 羽生真理子

DX推進マネージャー 羽生真理子

2013年より教育系企業において、全国の中学・高校・大学、200校以上のキャリア教育・探究学習の構築や産学連携をコーディネート。その傍ら、新規事業企画マネージャーとして、法人向けの組織改革や、次世代リーダー育成研修講師、地方創生×探究学習の自治体との共同プロジェクト推進。2025年より現職。

AI教育共創チャレンジ 済美平成中等教育学校

1997年に本格的な男女共学中高一貫校として開校し、2002年に愛媛県初の中等教育学校へ移行。「自律・創造・対話」を教育の柱に掲げ、6年間を「基礎期」「充実期」「発展期」の3段階に分けたきめ細やかな継続的教育を実践しています。長年にわたり、生徒が自ら問いを立てて数万字の論文を執筆するなど、独自の探究的な活動を伝統としてきました。今回の「AI教育共創チャレンジ」を通じて、これまでの確かな人間教育の基盤と最新テクノロジーを融合させ、次世代を担う生徒たちの「個別最適な学び」と「未知の課題を解決する力」の育成を目指しています。

・所在地: 愛媛県松山市空港通5丁目6-3

・創立 : 1997年(平成9年)

・校長 : 森 邦彦

・URL  : https://www.saibi-heisei.ed.jp/

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AI教育 三重県立名張青峰高等学校

 

 

また、いつでもどこでも受講が可能なオンデマンド講座もご用意しています。

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